２００８年グリーンＦ募集馬考察・その３

前回の続きになります。
にしても困りましたねぇ・・・
グリーンＦの募集馬、出資したい馬が多くて・・・
たった２２頭のラインアップなんですけどね。
５０頭以上いるにも関わらずあっさり決まってしまったユニオンとは大違いです。(笑）
貧乏人なので何頭も出資できないですし、ここは一発・・・
サマージャンボとかBigとかに夢を託してと・・・(爆）
今回から関東所属予定馬になります。

１１　ニシノササメユキの２００７　牡　（父ロージズインメイ・母父トニービン）
　　　１４７０万円（２００口）　厩舎未定（関東入厩予定）　評価－
困ったことに厩舎が決まっていないようですね。
これでは評価のしようがないというのが本音です。
まあ某ユニオンのようにヘボい厩舎には入れないんでしょうが・・・(笑）
父のロージスインメイはこの世代が初年度になるようです。
現役時はドバイワールドＣＧＩを勝ってますね。
ただ他には米ＧＩ１勝（ホイットニーＨ）、ＢＣクラシックＧＩとドンＨＧＩ２着という成績。
超一流という成績ってわけではないようです。
やはりウリはあのラフィアンの岡田総帥がビックレッドＦに導入したということでしょうか。
さすがに今年のラフィアンの募集馬は父ロージズインメイが目立ちますね。^_^;
で血統的に言えば同じくDevil's Bagから流れるタイキシャトルが成功していますし、
この馬も成功してもおかしくはないんですけどね。
中距離向きのタイキシャトルっていうイメージでいいのかな？と。
母のニシノササメユキは現役時３勝。
ダート短～中距離で勝ち鞍をあげてます。
近親にはリストレーション(牝馬東京タイ杯GIII）やフサイチアソート
（東スポ杯２歳ＳJpnII）がいます。
配合的に言うとＳＳ系種牡馬＊トニービン牝馬は相性のいい配合ですし、
同じHalo系のロージズインメイもひょっとして相性がいい配合なのかも。
ただし同じDevil's Bag系（という言い方をしていいのなら）のタイキシャトルと
トニービン牝馬の相性は決して良くはないんですけどね・・・

１２　エコールドゥパリスの２００７　牡　（父ジェニュイン・母父デインヒル）
　　　１０５０万円（２００口）、美浦・奥平雅士厩舎予定　評価Ｂ
ＳＳ系種牡馬の中ではジミ～な存在のジェニュイン。^_^;
ＶＲＣオーストラリアンＣＧＩ勝ちのボンベイルーラーは出ているんですが、
日本では産駒はどちらかと言えばダートに向くでしょうね。
日本での代表産駒はドンクール（川崎記念ＧＩ３着、盛岡・ダービーグランプリＧＩ３着、
重賞２勝）でしょうね。
母のエコールドゥパリスは現役時１勝。
この仔は初仔になります。
で母系はちょっと面白いですね。
この血統が分かる人はそうとうな血統マニアでしょうね。（笑）
祖母のLove PosionはブラジルのＧＩ馬。（南米サラブレッド奨励協会大賞典ＧＩ）
近親にはブラジルの重賞馬がゴロゴロいますね。
一応ＳＳ系種牡馬＊デインヒル牝馬からは今年のヴィクトリアマイルＧＩを勝った
エイジアンウインズが出ているんですが・・・
・・・そんなイメージではないでしょうね。^_^;
厩舎は文句ないですし、ダート馬と割り切ってしまえばこの値段なら・・・

１３　クロスマイハートの２００７　牡　（父クロフネ、母父スペシャルウィーク）
　　　１０５０万円（２００口）、堀宣行厩舎予定、評価Ａ
牡馬で勝負するなら絶対この馬でしょう・・・
父クロフネはもはや説明不要でしょう。
産駒は主にダートで活躍しますが、芝が全くダメではありません。
配合次第では芝でも大物が出ることはフサイチリシャール（朝日杯ＦＳＧＩ）で
証明済みです。
今や人気の種牡馬です。
母のクロスマイハートは現役時グリーンＦ所属馬。
特別募集馬で期待されましたが、結局公営佐賀で１勝をあげたのみでした。
ただ良血馬には間違いないでしょうね。
近親のビッグゴールドは中央で活躍（天皇賞春ＧＩ２着、中山金杯GIII）、
その後公営金沢へ移籍、現在も頑張ってます。
写真を見る限りでは母父のスペシャルウィークが強く出ているような感じがします。
配合的にもフサイチリシャールに似ていますし（（ＳＳ系種牡馬＊ミスプロ牝馬）の
牝馬にクロフネ）、芝向きではないかなと思うんですけどね。
当然早い時期からの活躍が期待できますし、息の長い活躍も
期待できるんじゃないかなと。
厩舎も全く問題ないですし、人気のクロフネ産駒の牡馬でこの価格は
正直激安じゃないかなと思うんですけどね。
当然是非出資したい１頭です。

１４　ダイワノブレスの２００７　牡　（父ワイルドラッシュ、母父サンデーサイレンス）
　　　１０５０万円（２００口）、美浦・二ノ宮敬宇厩舎予定、評価Ｂ
うわ～、この馬もいいよなぁ・・・^_^
ワイルドラッシュ産駒はユニオンでも募集されてます。
（母テンザンビーナスの牝馬＆母マークリマニッシュの牡馬）
しか～し、血統的に言うとこの馬が数段上を行っているでしょうね。
母のダイワノブレスはミルレーサーの仔。
・・・つまりこの馬はフジキセキ（朝日杯３歳ＳＧＩ）の全妹になります。
近親には・・・言わなくてもいいでしょう。^_^
この馬は２番仔になります。
ちなみに初仔のダイワカレンの父は・・・ダイワテキサス？！
ワイルドラッシュ産駒はダートを得意とするのが多いですが、
同配合（サンデーサイレンス牝馬との配合）のレディハニーが芝で勝ち上がりましたし、
当然芝で走ってもおかしくはないでしょうね。
厩舎も全く問題ないですし、少なくともユニオンの２頭に出資するなら
断然こっちに出資したほうがいいでしょうね・・・
・・・って言い切ってしまうと怒られるかな？（笑）

１５　バトルエンプレスの２００７　牡
　　　（父スウェプトオーヴァーボード、母父トニービン）
　　　１０５０万円（２００口）、美浦・田村康仁厩舎予定、評価Ｂ
スウェプトオーヴァーボード産駒３頭目の登場です。
これだけ多いということは社台でこの父に力を入れているという証拠・・・
・・・というのはちょっと好意的過ぎますか。（笑）
母のバトルエンプレスは現役時１勝。
近親にはあのハーツクライ（有馬記念ＧＩ・ドバイシーマＣＧＩ）がいます。
やはり社台の良血馬だけありますよ。
今回募集されるスウェプトオーヴァーボード産駒ではこの馬に一番
魅力を感じてしまいます。
スウェプトオーヴァーボード＊トニービン牝馬からはリバティープリント
（２戦２勝・現）が出てますし、悪くない配合かなと。
厩舎もいいと思いますし、出資対象からわざわざ外すことはないでしょうね。

１６　ハートサムデイの２００７　牡　（父ロージズインメイ・母父ティンバーカントリー）
　　　１０５０万円（２００口）、美浦・小笠倫弘厩舎予定、評価Ｂ
ロージズインメイの日本導入に関しては社台も協力したようです。
ということで社台の繁殖牝馬にもこの馬がけっこう付けられているみたいですね。
でも岡田総帥の永遠のライバルは社台の吉田兄弟なのでは・・・^_^
母のハートサムデイは現役時３勝。
成績を見る限りではもっとやれたと思うんですが・・・
でさすが社台の良血馬ですよ、この馬は実はテレグノシス（ＮＨＫマイルＣＧＩ）の半姉です。
この仔は３番目の仔になります。
ちなみに初仔はハンサムデイイヤツ（１勝・現）。
にしても照哉社長も小田切チックな名前を付けたものですね・・・（笑）
で写真を見るときれいな栗毛なんですよね。
母系が強く出た感じでしょうか。
ダートの中距離くらいで堅実に走ってくれそうな予感はしますね。
厩舎も関東の若手でいいでしょうね。
この価格なら全然出資対象にしていいでしょうね。

まだ関東入厩予定の牡馬が１頭残っていますが、
都合により次回に回します・・・^_^;